社労士になった経緯・これまでの経歴
代表 出町のストーリー
行政仕事で出会った社労士資格
私は社労士開業するまで、1995年から27年間市役所で行政の仕事をしてきました。
社労士試験に合格したのは2001年。採用から6年めのことです。
当時、共済組合という組織に出向となり、公務員の社会保険業務を現場で学ばせていただく中で、この知識は将来生きると直感し勉強を開始、3度目の挑戦で資格を取り、勤務社労士として登録しました。
突然の低迷期間
その後、雇用政策に関心を持ち、2005年に念願の部署に配属になりましたが、半年たたずにメンタル不調に。
仕事ぶりを上司からまったく評価してもらえず、職場の中でも孤立感が深まる一方、プロジェクトが次々に進行し、焦燥が募る中、不眠と動悸に襲われ、1カ月の休務を余儀なくされました。
休んでいるときは「僕は公務員として値打ちがない存在だ」と思いつめていましたが、復職後は周囲の温かな配慮に助けられ、次の異動先ではプロジェクトリーダーを任せられるなど、仕事に対する自信を取り戻し、職員としての成長を自覚できるようにもなりました。
復活後の道のり
2010年には、国民健康保険加入者の健診や健康づくりの企画を担当。
2013年には再び共済組合で市職員の健診業務を担当。
この5年間で、健康に対する意識や行動の大切さ、医療費が与える保険財政への影響を実感しました。
2015年には、社会福祉士・精神保健福祉士の国家資格を取得するのとタイミングを同じくして係長に昇任。
生活保護の部署に配属となり、ここでも、市民の健康と医療費の増加に問題意識を持つようになりました。
「ポジティヴヘルス」を追ってオランダへ
そんな折、自らテーマを設定し先進事例を調査するという研修制度を知り、オランダで浸透し成果をあげている「ポジティヴヘルス」を調査するというテーマで応募したところ、助成を得てオランダを訪問することができました。
予防を重視し、一人一人の意思決定を尊重するということが、オランダでは理念にとどまらず当たり前に実践されていることに衝撃を受け、帰国後は、医療費削減のため、ポジティヴヘルスに取り組むことで生活保護受給者の健康意識を高め習慣化することを市に提言しました。
社労士としての決断
この間、係長としてラインのマネジメントや組合役員なども経験させていただき、働くことには金銭報酬以上の価値があり、組織は職員にその価値を提供しなければならない存在だということを確信しました。
これからは組織の外に出て、健康で働きがいと幸せを実感できる職場づくりを支援していきたいと考え、市役所を退職し社労士開業を決心しました。
代表の出町はこんな人
ニックネーム
- でまっち
生年月日
- 1971年11月6日
出身地
- 北海道函館市
得意な領域・アピールポイント
- 全体像を俯瞰して把握すること
- 着想
- リサーチの的確さ、速さ
- 誰かの問題を解決し喜んでもらえることが自分にとっての喜び
資格
- 特定社会保険労務士
- 行政書士
- 社会福祉士
- 精神保健福祉士
- 第1種衛生管理者
- 健康経営アドバイザー
- メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種
- ナレッジプラザ認定実践するマネジメント読書会ファシリテーター(ベーシック・アドバンス)
- ネイチャー理論ライフコーチ
- わもん黒帯五段
学歴
- 北海道札幌開成高等学校(現札幌市立開成中等教育学校)
- 専修大学文学部国文学科
- 東北福祉大学総合福祉学部社会福祉学科
- 北海学園大学大学院経営学研究科(在籍中)
好きな食べ物
- ビール(サッポロクラシック推し)
- 甘いもの(和・洋どちらも)
- 海鮮系
趣味
- 音楽(合唱・吹奏楽)
- テニス
- サッカー観戦(北海道コンサドーレ札幌)
- 乗り物旅(飛行機・船・鉄道)
役職
- 北海道社会福祉士会会長
- ポジティヴヘルスジャパン理事
所属
- 北海道社会保険労務士会
- 北海道行政書士会
- 北海道社会福祉士会
- 北海道精神保健福祉士協会
- 権利擁護センターぱあとなあ北海道